ナチュラル洗剤の使い分け

掃除

定番で使用している重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダ、オキシクリンなどのナチュラル系お掃除洗剤の特徴や使用方法をシンプルにまとめてみました。

重曹は茶渋と消臭に

茶渋焦げ消臭、除湿、が得意。研磨力が高い。アルミには使えない。水に溶けにくいのでスプレー不向き。密閉できる容器に保存。

  • 茶渋・・・コーヒー、茶渋などの汚れには水を含ませたスポンジに重曹をつけて磨く
  • 焦げ・・・お鍋の焦げ付きには、水を入れた鍋に重曹をたっぷり入れしばらく煮た後数時間放置すると焦げ付きが浮き上がってくる。ホーロー鍋にも効果的。
  • 消臭・・・おやすみ前にトイレに振りかけておく。ゴミ箱の中に振りかけておく。カーペットにまいて少し置いてから掃除機で吸い取る。
  • クエン酸と発泡・・・排水口にふりかけその後クエン酸スプレーして発泡させる。

水回りならクエン酸

水垢石鹸カス消臭抗菌。クエン酸スプレーの作り方は、200mlの水にクエン酸小さじ1杯を溶かす。(水に溶けやすいのでスプレー向き)金属以外の密閉できる容器に保存。

  • ポットの洗浄・・・満水の目盛りまで水を張ったポットに、大さじ約4杯のクエン酸を入れてお湯を沸かす。そのまま1時間位保温した後、お湯をすてよくすすぐ。(クエン酸洗浄機能が付いているポットの場合は説明書に従う)
  • シンクや水回りの掃除・・・クエン酸スプレーを吹きかけ拭き取り、その後よく水洗いする。
  • 消臭・・・調理器具についた生臭い魚の匂い、タバコの臭い、トイレのアンモニア臭にスプレー。
  • 抗菌・・・洗浄した排水口のネットなどにスプレーしてカビや悪臭の防止に。

セスキ炭酸ソーダはほぼ何にでも気軽に使えて使用頻度NO1

油汚れ皮脂手垢、洗濯の下処理、血液ヤニ。アルミには使えない。セスキスプレーの作り方は、500mlの水にセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を溶かす。(水に溶けやすいのでスプレー向き)密閉できる容器に保存。

  • 油汚れ・・・スプレーして拭き掃除
  • お皿・調理器具に・・・汚れをできるだけ布なので拭き取りスプレーした後、お皿などを洗う。
  • 洗濯・・・洗濯前に襟などのポイント汚れにスプレーしてから洗濯する。

酸素系漂白剤(オキシクリン)には何でもつけ置き

漂白除菌消臭。毛(ウール)や絹の衣類には使えない。40~60度のお湯に粉を溶かして20分以上つけ置きするのが有効。6時間後には溶剤の有効性はなくなる。目安は4ℓの水に約30g。溶液にして保存できない。オキシクリン付属のスプーンの1目盛りは1オンス(28g)。密閉すると危険、水がかからないように粉のまま保存。

  • 色柄ものの洋服の漂白
  • ふきんの漂白・除菌
  • 食器の漂白
  • 靴のつけ置き
  • キッチンや洗面所のシンクでなんでもつけ置き
  • 風呂釜の中にいろんなものを入れてつけ置き

ナチュラル洗剤の使い方まとめ

  性質 主な用途 スプレー 保存
 重曹 弱アルカリ性 茶渋、焦げ、消臭 不向き 密閉容器
 クエン酸酸性水垢、石鹸カス、消臭、抗菌水200mlに小さじ1密閉容器(金属以外)
 セスキ炭酸ソーダアルカリ性 油汚れ、皮脂、手垢、血液、ヤニ水500mlに小さじ1 密閉容器
 オキシクリンアルカリ性 漂白、除菌、消臭NG 密閉NG

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